A さん(64 歳、男性)は、2年前に前立腺癌と診断され、内分泌療法を受けていた…
A さん(64 歳、男性)は、2年前に前立腺癌と診断され、内分泌療法を受けていた。1か月前から体動時に強い痛みが腰部に生じるようになり、外来を受診したところ腰椎転移と診断された。A さんに生じている痛みで最も考えられるのはどれか。
- ⑴ 関連痛関連痛は、離れた場所に感じる痛みです。
- ⑵ 体性痛場所がはっきりし、動かすと強くなる痛みです。
- ⑶ 中枢痛中枢痛は、脳や脊髄の障害で起こります。
- ⑷ 内臓痛内臓痛は、場所がぼんやりとした鈍い痛みです。
解説
正解は⑵です。骨への転移による痛みは、骨膜や周りの組織にある神経が刺激されて起こる体性痛です。場所がはっきりしていて、体を動かすと強くなるという特徴があります。内臓痛は場所がぼんやりとして鈍く、関連痛や中枢痛は別の仕組みで起こります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成