A ちゃんに対する看護師の対応で最も適切なのはどれか。
次の文を読み103〜105 の問いに答えよ。A ちゃん(1歳6か月、男児)は、5日前から発熱し、自宅近くのかかりつけ医に通院していたが解熱せず、昨日から眼球結膜の充血、口唇の発赤と亀裂が出現したため入院した。診察では、体幹の発疹と手足の浮腫もあり、川崎病および脱水症と診断された。A ちゃんに対し、点滴静脈内注射による脱水症の治療が開始され、左手掌から前腕までシーネで固定された。A ちゃんは機嫌が悪く、両手をバタバタと上下に動かしながら泣いている。左手背の留置針刺入部には、腫脹や発赤はない。
A ちゃんに対する看護師の対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 四肢の抑制を行う。抑制は最後の手段で、まず別の方法を試します。
- ⑵ 気をそらすよう工夫する。この年齢には、気をそらす工夫が有効です。
- ⑶ 点滴静脈内注射のラインを短くする。ラインを短くすると、動きが制限されてしまいます。
- ⑷ 点滴静脈内注射の必要性を説明する。言葉での説明は、この年齢には届きません。
解説
正解は⑵です。1歳6か月では点滴の必要性を言葉で理解することは難しく、おもちゃや歌で気をそらすほうが泣きやみ、安全に続けられます。抑制は最後の手段で、まず別の方法を試します。ラインを短くすると動きが制限され、言葉での説明はこの年齢には届きません。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成