ソクマル看護師

朝食前の自己注射によって、A さんの血糖値は安定していた。6年後、A さんはサー…

次の文を読み97〜99 の問いに答えよ。A さん(68 歳、女性)は、1人暮らし。隣の市に娘がいる。日常生活は自立している。10 年前に糖尿病と診断され、血糖降下薬を服用している。最近の血液検査でHbA1c が8.5 % のため、インスリンの自己注射を導入するかどうかを検討することになった。医師からA さんには自己注射についてまだ説明されていない。
朝食前の自己注射によって、A さんの血糖値は安定していた。6年後、A さんはサービス付き高齢者向け住宅に転居した。転居後の外来受診時、A さんは外来看護師に「施設の食堂で食事をしている。食堂に行く前は化粧で忙しいが、毎日楽しい。間食はしていない」と話す。転居後2か月のHbA1c 値が上昇していたため、外来看護師がA さんに質問すると「引っ越してから、注射を忘れることがあった」と話した。A さんの自己注射の手技に問題はなく、Mini-Mental State Examination〈MMSE〉は29 点だった。A さんの娘に確認すると、A さんの自室の冷蔵庫に、未使用のインスリンが余っていることが分かった。外来の看護師からA さんと娘への助言で最も適切なのはどれか。

解説

正解は⑶です。手技に問題はなく認知機能も保たれており、生活の流れが変わって打つきっかけを見失っていることが原因です。毎朝必ず使う化粧の鏡にメモを貼れば、いつもの行動と結びついて忘れにくくなります。訪問看護や職員による確認は、自分でできる力を奪ってしまいます。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成

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