A さん(82 歳、男性)は、妻(75 歳)と2人暮らし。障害高齢者の日常生活自…
A さん(82 歳、男性)は、妻(75 歳)と2人暮らし。障害高齢者の日常生活自立度判定基準B-1。日中は車椅子に座っていることが多い。A さんの仙骨部に発赤があるのを発見したため、訪問看護師は妻にA さんへの介護方法を指導することにした。妻に指導する内容で正しいのはどれか。
- ⑴ 「仙骨部をマッサージしましょう」もむと、組織をさらに傷めてしまいます。
- ⑵ 「夜間は2時間毎に体位変換をしましょう」大切ですが、日中の座位での除圧が先になります。
- ⑶ 「時々お尻を浮かすよう声をかけましょう」圧を抜くことが、褥瘡を防ぐ最も確実な方法です。
- ⑷ 「車椅子に座らせるときは円座を使いましょう」円座は、周りの血流を妨げてしまいます。
解説
正解は⑶です。車椅子に座る時間が長い人では、15分から30分ごとにお尻を浮かせて圧を抜くことが、褥瘡を防ぐうえで最も効果があります。発赤のある部分をもむと組織をさらに傷め、円座は周りの血流を妨げます。夜間の体位変換は2時間ごとを目安としますが、まず座位での除圧を伝えます。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成