A さんの下腹部痛についての説明で適切なのはどれか。
次の文を読み119、120 の問いに答えよ。A さん(17 歳、高校生)。身長158 cm、体重48 kg。A さんは最近、月経時に下腹部痛が繰り返し出現し、寝込むことが多くなった。心配した母親と一緒に、A さんは産婦人科クリニックを受診し、医師から機能性月経困難症と診断された。既往歴に特記すべきことはない。
A さんの下腹部痛についての説明で適切なのはどれか。
- ⑴ プロスタグランディンの過剰産生によって起こる。子宮が強く収縮し、血流が減って痛みます。
- ⑵ 無排卵性の月経によって起こる。排卵のある月経で、起こりやすくなります。
- ⑶ 卵巣内のうっ血によって起こる。卵巣のうっ血が、原因ではありません。
- ⑷ 経血の流出によって起こる。流れ出ること自体は、痛みの原因になりません。
解説
正解は⑴です。機能性月経困難症では、子宮内膜から作られるプロスタグランディンが多すぎて子宮が強く収縮し、血流が減って痛みが起こります。排卵がある月経で起こり、卵巣のうっ血や経血が流れ出ること自体が痛みの原因になるわけではありません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成