翌日、A ちゃんは症状が落ち着いたため退院することとなった。母親は「卵を除去した…
次の文を読み100〜102 の問いに答えよ。A ちゃん(3歳、女児)は、父親(会社員)と母親(会社員)との3人暮らし。A ちゃんは、生後11 か月のときに、卵による食物アレルギーと診断され、医師の指示で卵の除去食療法をしていた。保育所では卵を除去した給食が提供されている。A ちゃんは保育所の給食の時間に、隣の席の園児の卵が入ったおかずを摂取し、蕁麻疹と咳嗽が出現した。保育士に連れられて救急外来を受診した。A ちゃんは保育士に抱っこされ、「かゆい」と訴えており、咳込みがみられた。
翌日、A ちゃんは症状が落ち着いたため退院することとなった。母親は「卵を除去した給食を出してもらっていたのですが、また今回の様なことが起こるのではないかと心配です」と不安な様子である。このときの母親への指導として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「保育所はしばらくお休みしましょう」休ませることは、解決になりません。
- ⑵ 「給食内容を保育所の栄養士に相談しましょう」献立はすでに除去されており、原因が別にあります。
- ⑶ 「今後の給食時の対応を保育士と相談しましょう」席や見守りなど、その場の対応を整えられます。
- ⑷ 「保育所の園児に保育士からアレルギーについて説明してもらいましょう」説明だけでは、同じことを防げません。
解説
正解は⑶です。今回は隣の席の子のおかずを食べたことが原因なので、席の配置や配膳の仕方、食事中の見守りといった、その場での対応を保育士と一緒に考えることが要になります。休ませることは解決にならず、献立の相談や園児への説明だけでは同じことが防げません。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成