Aさん(65 歳、男性)は、肺気腫で在宅酸素療法を受けている。ある日、Aさんの妻…
Aさん(65 歳、男性)は、肺気腫で在宅酸素療法を受けている。ある日、Aさんの妻(70 歳)から「同居している孫がインフルエンザにかかりました。今朝から夫も体が熱く、ぐったりしています」と訪問看護ステーションに電話で連絡があったため緊急訪問した。訪問看護師が確認する項目で優先度が高いのはどれか。
- ⑴ 喀痰の性状痰の性状は、緊急性の判断に直結しません。
- ⑵ 胸痛の有無胸痛の有無も、その次に確かめます。
- ⑶ 関節痛の有無関節痛は、緊急性には結びつきません。
- ⑷ 経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉命に関わる状態かを、すぐに見きわめられます。
解説
正解は⑷です。もともと肺の働きが落ちている方が感染症にかかると、呼吸の状態が急に悪くなります。血液中の酸素の飽和度を測れば、命に関わる状態かどうかをすぐに見きわめられます。痰の性状や胸痛、関節痛も大切ですが、緊急性の判断には直接つながりません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成