Aさん(59 歳、女性)は、半年前に下咽頭癌で放射線治療を受けた。口腔内が乾燥し…
Aさん(59 歳、女性)は、半年前に下咽頭癌で放射線治療を受けた。口腔内が乾燥し、水を飲まないと話すことも不自由なことがある。Aさんに起こりやすいのはどれか。
- ⑴ う歯唾液が減り、歯を守る働きが落ちます。
- ⑵ 顎骨壊死抜歯などがきっかけの、まれな合併症です。
- ⑶ 嗅覚障害嗅覚の障害は、起こりません。
- ⑷ 甲状腺機能亢進症機能はむしろ低下することがあります。
解説
正解は⑴です。頭頸部への放射線治療では唾液腺が傷ついて唾液が減り、口の中を洗い流す働きと歯を守る働きが落ちるため、う歯が多発します。顎骨壊死は抜歯などがきっかけで起こるまれな合併症で、嗅覚の障害や甲状腺機能の亢進は起こりません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成