Aさんは医師から妊娠していると説明を受けた。Aさんは看護師に「初めての妊娠でうれ…
次の文を読み106〜108 の問いに答えよ。Aさん(28 歳、女性、会社員)は、結婚後1年で夫と2人で暮らしている。仕事上の役割も増えている。次回月経予定日を2週過ぎても月経がみられないため、勤務先近くの産婦人科クリニックを受診した。月経周期は28 日型で、最終月経は3月2日から4日間であった。診察の結果、妊娠と診断された。
Aさんは医師から妊娠していると説明を受けた。Aさんは看護師に「初めての妊娠でうれしい。でも、任されている大きなプロジェクトが続けられなくなるため悲しくて、妊娠しなければよかったと思います」と話す。この時期のAさんの心理状態で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 錯乱状態である。思考は保たれ、錯乱ではありません。
- ⑵ 他罰的な感情がある。人を責める様子は、みられません。
- ⑶ マタニティブルーズである。これは、産後数日に現れる状態です。
- ⑷ アンビバレント〈両価的〉な感情がある。相反する気持ちが、同時に存在しています。
解説
正解は⑷です。うれしい気持ちと悲しい気持ちが同時に存在し、妊娠しなければよかったとも思うのは、両価的な感情で、妊娠の初期には自然にみられる心の動きです。錯乱や他罰的な感情ではなく、マタニティブルーズは産後数日に現れる一過性の状態を指します。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成