Aさん(63 歳、男性)は、胃癌にて胃亜全摘出術後3か月目に誤嚥性肺炎で緊急入院…
Aさん(63 歳、男性)は、胃癌にて胃亜全摘出術後3か月目に誤嚥性肺炎で緊急入院した。食物の通過や排便は問題なかったが、食事摂取量が少なく、術前より体重が10 kg 減少した。総義歯が外れやすく歯科を受診予定であった。Aさんの肺炎の原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 消化管内容物の逆流逆流を防ぐ仕組みが失われ、誤嚥を招きます。
- ⑵ 義歯の不適合よくかめず、食べ物がまとまりません。
- ⑶ 消化吸収障害誤嚥とは、直接結びつきません。
- ⑷ 吻合部狭窄通過に問題はなく、考えにくい状況です。
- ⑸ 腸閉塞排便にも、問題はありません。
解説
正解は⑴と⑵です。胃を広く切除すると逆流を防ぐ仕組みが失われ、内容物が食道へ戻って誤嚥します。また、義歯が合わずによくかめないと食べ物がまとまらず、やはり誤嚥しやすくなります。消化吸収の障害や吻合部の狭窄、腸閉塞を示す所見は、みられていません。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成