Aさん(35 歳、女性、会社員)は、動悸、手指の震え及び体重減少があり、受診した…
Aさん(35 歳、女性、会社員)は、動悸、手指の震え及び体重減少があり、受診したところ、頻脈と眼球突出とを指摘され抗甲状腺薬の内服を開始した。Aさんは看護師に「仕事のストレスは寝る前にビールを飲むことで解消するようにしているが、ちょっとしたことでイライラして眠れない」と話した。Aさんへの説明で適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 「仕事を休みましょう」休むことを、求める段階ではありません。
- ⑵ 「禁酒する必要があります」量を控えれば、禁酒までは求めません。
- ⑶ 「積極的に運動しましょう」症状が落ち着くまで、激しい運動は控えます。
- ⑷ 「発熱したときは受診してください」無顆粒球症の合図として、受診を促します。
- ⑸ 「病気が原因でイライラしやすくなります」病気によるものと知れば、自分を責めずにすみます。
解説
正解は⑷と⑸です。抗甲状腺薬では無顆粒球症が起こることがあり、発熱やのどの痛みが出たらすぐ受診するよう伝えます。また、いらだちは本人の性格ではなく病気によるものだと知ることで、自分を責めずにすみます。仕事を休む必要はなく、禁酒や運動も今は求めません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成