Aさん(59 歳、男性)は、糖尿病で内服治療中、血糖コントロールの悪化を契機に膵…
Aさん(59 歳、男性)は、糖尿病で内服治療中、血糖コントロールの悪化を契機に膵癌と診断され手術予定である。HbA1c 7.0 % のため、手術の7日前に入院し、食事療法、内服薬およびインスリンの皮下注射で血糖をコントロールしている。Aさんは、空腹感とインスリンを使うことの不安とで、怒りやすくなっている。Aさんに対する説明で適切なのはどれか。
- ⑴ 「手術によって糖尿病は軽快します」手術で、糖尿病が治るわけではありません。
- ⑵ 「術後はインスリンを使用しません」術後も、インスリンが必要になります。
- ⑶ 「少量であれば間食をしても大丈夫です」血糖が乱れるため、勧められません。
- ⑷ 「血糖のコントロールは術後の合併症を予防するために必要です」整えておく理由を、具体的に伝えられます。
解説
正解は⑷です。血糖が高いままでは傷が治りにくく、感染も起こりやすくなります。手術の前に整えておく理由を具体的に伝えることで、不安といらだちの中にも納得が生まれます。手術で糖尿病が治るわけではなく、術後もインスリンは必要で、間食は勧められません。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成