A さんは「いつも体がだるくて、何もしたくない。生きていても皆に迷惑がかかるだけ…
次の文を読み109〜111 の問いに答えよ。A さん(52 歳、女性、専業主婦)は、夫と2 人の息子との4 人で暮らしている。A さんは内向的な性格であり、順番にまわってきた町内会の役員を引き受けたことで悩むことが多くなった。2 か月前から食欲不振と不眠が続いている。1 か月前から家事ができなくなり、死んでしまいたいと言い始めたため、夫が付き添って精神科を受診したところ、うつ病と診断された。
A さんは「いつも体がだるくて、何もしたくない。生きていても皆に迷惑がかかるだけだ」と話す。体重減少と長期間続く不眠のため、疲れ果てた様子をみせていることから、その日のうちに入院し、薬物治療が開始された。入院当日の観察項目で優先度が高いのはどれか。
- ⑴ 清潔状態大切ですが、急ぎません。
- ⑵ 水分摂取量脱水は、命に関わります。
- ⑶ 意識レベル保たれており、優先度は高くありません。
- ⑷ 他者との交流状況この日に、優先する項目ではありません。
解説
正解は⑵です。食欲がなく体重も減っているため、水分も不足しやすく、脱水は命に関わります。入院した当日は、どれだけ飲めているかを確かめることが最も優先されます。清潔や交流も大切ですが急ぎません。意識は保たれており、観察の優先度は高くありません。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成