抗癌薬の点滴静脈内注射中の患者が刺入部の腫脹と軽い痛みを訴え、看護師が確認した。…
抗癌薬の点滴静脈内注射中の患者が刺入部の腫脹と軽い痛みを訴え、看護師が確認した。直ちに行うのはどれか。
- ⑴ 刺入部を温める。温めると、かえって組織が傷みます。
- ⑵ 注入を中止する。それ以上広がらないよう、まず止めます。
- ⑶ 注入速度を遅くする。遅くしても、漏れは続きます。
- ⑷ 点滴チューブ内の血液の逆流を確認する。確認は、止めてから行います。
解説
正解は⑵です。腫れと痛みは薬液が血管の外へ漏れている合図です。抗癌薬は組織を強く傷めるため、ただちに注入を止めてそれ以上広がらないようにします。温めることや速度を落とすこと、逆流の確認は、止めてから行う手順になります。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成