ソクマル助産師

3分程度でけいれん発作は消失した。Aさんの意識はもうろうとしており、呼びかけには…

次の文を読み48〜50 の問いに答えよ。Aさん(36 歳、初産婦)。2年前に人間ドックで高血圧を指摘されていたが、自覚症状はなく、特に医療機関には通院していなかった。妊娠7週0日の初診時、血圧150/90 mmHg、尿蛋白(−)であり、食事指導を受けた。その後、血圧は130/80mmHg 前後で推移した。妊娠35 週3日の妊婦健康診査では、血圧164/100 mmHg、尿蛋白3+、尿糖(−)、下腿の浮腫2+であった。同日、血圧管理を目的に入院し、安静によって血圧は142/88 mmHg まで低下した。翌日、血圧140/82 mmHg、尿蛋白定量2.5 g/日であった。
3分程度でけいれん発作は消失した。Aさんの意識はもうろうとしており、呼びかけにはうなずくが返答がない。脈拍80/分、血圧145/88 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96 %。NST を開始したところ胎児心拍数は正常であった。このときAさんに必要となる対応で正しいのはどれか。2つ選べ。

解説

正解は⑴と⑶です。発作のあとは、血小板や肝機能、凝固の状態を確かめるために血液検査を行い、HELLP症候群などの合併を見きわめます。また、意識の回復が遅れているため脳出血などの頭蓋内の病変を否定する必要があり、頭部CTの準備を進めます。出血はなく輸血の準備は必要ありません。分娩の方針は検査の結果をみて決めるもので、酸素飽和度96%で自発呼吸もあるため気管内挿管の準備も要りません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成

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