Aさん(21 歳、大学生)。在学中に妊娠し、パートナーも大学生である。Aさんはパ…
Aさん(21 歳、大学生)。在学中に妊娠し、パートナーも大学生である。Aさんはパートナーと別れ、生まれた子どもは実母と一緒に育てることを決めた。妊娠経過は順調で、妊娠37 週0日の妊婦健康診査で産後の生活についてAさんから助産師に相談があった。このときのAさんの言動で児への虐待のリスクが最も高いと思われるのはどれか。
- ⑴ 「大学は卒業したい」将来への希望であり、支援につなげる手がかりです。
- ⑵ 「これからどうなるのか不安です」これからの生活への不安は、自然な思いです。
- ⑶ 「本当は子どもなんか欲しくない」妊娠を受け入れられておらず、危険が高い言動です。
- ⑷ 「この子に障害があったらどうしよう」児の健康を案じる気持ちのあらわれになります。
解説
正解は⑶です。子どもを望んでいないという言葉は、妊娠そのものを受け入れられていないことを示しており、出生後の虐待につながる危険が最も高い言動になります。大学を卒業したいという希望や、これからの生活への不安、児の健康を案じる気持ちは、いずれも妊婦が抱く自然な思いであり、支援につなげていく手がかりになります。否定せずに受け止め、関係機関と連携して見守る体制を整えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成