A さんは「できる限り仕事を続けたいと思っているのですが、1 日中顧客の苦情を聞…
次の文を読み45〜47 の問いに答えよ。A さん(33 歳、経産婦、銀行員)。妊娠28 週0 日。妊婦健康診査で、身長160 cm、体重70 kg(非妊時体重58 kg)。血圧136/90 mmHg。尿蛋白 +、尿糖(-)。下肢に浮腫と静脈瘤は認めない。Hb 11.5 g/dL、Ht 34 %。胎児推定体重1,200 g、AFI 8.0、子宮頸管長35 mm であった。前回の妊婦健康診査までは異常は指摘されていない。
A さんは「できる限り仕事を続けたいと思っているのですが、1 日中顧客の苦情を聞いている仕事なので、最近では夕方になると疲れて頭が痛くなります」と話した。助産師は母性健康管理指導事項連絡カードを発行した。母性健康管理指導事項連絡カードを活用してA さんが申請できる措置はどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 勤務時間の短縮勤務時間の短縮は、申請できる措置の一つです。
- ⑵ 横になっての休息休憩に関する措置の一部で、単独の項目ではありません。
- ⑶ 週1 回の妊婦健康診査健康診査の回数は、このカードの対象外です。
- ⑷ 緊張を多く感じる作業の制限ストレスの多い作業の制限も、申請できます。
- ⑸ 同一姿勢を強制される作業の制限この事例では、該当する作業がありません。
解説
正解は⑴と⑷です。母性健康管理指導事項連絡カードは、医師や助産師の指導の内容を事業主へ伝え、必要な措置を講じてもらうための書類です。勤務時間の短縮や、ストレスや緊張を多く感じる作業の制限、通勤の緩和、休憩の確保などを申請できます。横になっての休息は休憩に関する措置の一部として扱われるもので、単独の項目ではありません。妊婦健康診査の回数そのものを増やす措置も、このカードの対象ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成