新生児の呼吸窮迫症候群〈RDS〉について正しいのはどれか。 2 つ選べ。
新生児の呼吸窮迫症候群〈RDS〉について正しいのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 肺胞の表面張力は低下している。サーファクタントが不足し、表面張力は高まります。
- ⑵ 糖尿病合併妊娠では発症頻度が上昇する。高血糖がサーファクタントの産生を妨げます。
- ⑶ 破水後時間が経つと発症頻度は上昇する。破水から時間が経つと、発症はむしろ減ります。
- ⑷ マイクロバブルテストは診断に有用である。泡立ちから、サーファクタント量を推定できます。
- ⑸ 酸素管理は動脈血酸素分圧〈PaO2〉を100 Torr 以上に保つ。高く保ちすぎると、未熟児網膜症を招きます。
解説
正解は⑵と⑷です。母体の高血糖はインスリンを介して肺サーファクタントの産生を妨げるため、糖尿病合併妊娠では呼吸窮迫症候群の頻度が高くなります。マイクロバブルテストは胃液や気管吸引液の泡立ちをみてサーファクタントの量を推定する検査で、診断に役立ちます。サーファクタントが足りないため肺胞の表面張力は高まります。破水から時間が経つと発症はむしろ減り、酸素分圧を高く保ちすぎると未熟児網膜症を招きます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成