母体血を用いた非侵襲的出生前遺伝学的検査〈NIPT〉について正しいのはどれか。
母体血を用いた非侵襲的出生前遺伝学的検査〈NIPT〉について正しいのはどれか。
- ⑴ 妊娠9 週未満で行う。実施できるのは、妊娠10週以降になります。
- ⑵ 確定的な検査ではない。陽性なら確定検査が必要な、非確定的な検査です。
- ⑶ 母体血中のホルモン値に基づいて判定される。判定は、胎児由来のDNA断片にもとづきます。
- ⑷ 陽性であれば直ちに人工妊娠中絶の対象となる。陽性であることが、中絶の適応にはなりません。
- ⑸ Turner〈ターナー〉症候群の診断を目的としている。対象は主に、21、18、13トリソミーです。
解説
正解は⑵です。母体血を用いた出生前遺伝学的検査は、陽性であっても羊水検査などの確定的な検査を受けて初めて診断が決まる、非確定的な検査です。実施できるのは妊娠10週以降で、9週未満では行えません。判定はホルモン値ではなく、母体の血液中に含まれる胎児由来のDNA断片の量にもとづきます。陽性であることが中絶の適応になるわけではなく、対象は主に21、18、13トリソミーです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成