A さん(35 歳、初産婦)。妊娠38 週3 日、3,600 g の女児を正常分…
A さん(35 歳、初産婦)。妊娠38 週3 日、3,600 g の女児を正常分娩した。分娩時、会陰裂傷第3 度と腟壁裂傷とがあり縫合術が施行された。A さんから「私の分娩には健康保険が使えますか」と質問があった。助産師の説明で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「裂傷の大きさによって異なります」大きさによって、決まるものではありません。
- ⑵ 「帝王切開以外は使えません」帝王切開以外でも、治療には保険が使えます。
- ⑶ 「縫合の処置料は使えます」裂傷の縫合は治療にあたり、保険が使えます。
- ⑷ 「分娩介助料は使えます」分娩介助料は、保険の対象になりません。
解説
正解は⑶です。正常分娩そのものは病気ではないため健康保険の対象になりませんが、会陰裂傷や腟壁裂傷の縫合は治療にあたるので、その処置料には健康保険が使えます。裂傷の大きさによって保険が使えるかどうかが決まるわけではありません。帝王切開以外は使えないという説明も誤りです。分娩介助料は正常分娩に対する費用なので、保険の対象にはなりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成