ソクマル助産師

胎盤娩出後 5 分、褥婦は顔面蒼白で冷汗がみられた。総出血量は 1,800 ml…

次の文を読み48、49 の問いに答えよ。37 歳の初産婦。妊娠経過は順調で、既往歴に特記すべきことはない。妊娠 40 週 5日、自然に陣痛発来した。陣痛発来後 20 時間、内診所見で、子宮口全開大、展退度100 %、Station +3。胎児心拍数陣痛図では、基線細変動の減少を伴う遷延一過性徐脈が出現した。その 30 分後、経腟分娩により 3,320 g の男児を出産した。児は Apgar〈アプガー〉スコア 1 分後 6 点、5 分後 8 点、臍帯動脈血 pH 7.18 であった。
胎盤娩出後 5 分、褥婦は顔面蒼白で冷汗がみられた。総出血量は 1,800 ml。呼吸数20/分、脈拍120/分、血圧80/60 mmHg。ショックインデックスは1.5 であった。対応で正しいのはどれか。

解説

正解は⑷です。ショックインデックスが1.5に達している状態は、およそ2,500mLの出血に相当する産科危機的出血で、ためらわずに輸血を始めます。検査の結果を待つ間に状態が悪化してしまいます。産科の出血は短時間で進むため、2,000mLという量や収縮期血圧60mmHgという値を待ってから始めるのでは手遅れになります。同時に輸液と子宮収縮薬を進め、応援を呼ぶことも欠かせません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成

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