妊婦は外陰部がピリピリすると訴えた。治療をした上で、今後の性生活での注意点で適切…
次の文を読み36~38 の問いに答えよ。20 歳の女性。未婚。大学生。月経が不規則で、 3 か月の無月経と悪心を主訴として、パートナーと一緒に来院した。身長 163 cm、体重 48 kg。経腟超音波検査で胎児心拍が確認され、頭殿長〈CRL〉は 50 mm であった。 2 人は妊娠を喜んでいる。内診時、左右の小陰唇に水疱が数個みられた。
妊婦は外陰部がピリピリすると訴えた。治療をした上で、今後の性生活での注意点で適切なのはどれか。
- ⑴ 特に注意することはない。感染と再発の危険を、見落とすことになります。
- ⑵ コンドームを使用する。覆いきれない部分から、感染してしまいます。
- ⑶ オーラルセックスはしてもよい。口から性器への感染も、起こってしまいます。
- ⑷ 水疱が消えるまで性器での性交渉は中止する。水疱にはウイルスが多く、控える必要があります。
解説
正解は⑷です。小陰唇の水疱とピリピリする痛みから性器ヘルペスが考えられ、水疱の中にはウイルスが多く含まれているため、消えるまで性器での性交渉を控えてもらいます。コンドームを使っても覆いきれない部分から感染します。口から性器への感染も起こるためオーラルセックスも控えます。注意することはないという説明は、パートナーへの感染と妊娠中の再発の危険を見落とすことになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成