在胎 38 週 0 日、体重 2,800 g で出生した児。出生直後に 21 ト…
在胎 38 週 0 日、体重 2,800 g で出生した児。出生直後に 21 トリソミーにみられる特異な顔貌を認めた。出生後 30 分の観察にて、体温 36.7 ℃、呼吸数 28/分、心拍数 134/分、整。第 1 排尿はない。対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 直接授乳は中止する。中止する理由は、まったくありません。
- ⑵ 心雑音の有無を聴取する。およそ半数に、先天性心疾患が合併します。
- ⑶ 出生後 2 時間の尿量を確認する。第1排尿は、24時間以内にあれば足ります。
- ⑷ 特徴的な啼泣の有無を観察する。特徴的な啼泣は、ネコ鳴き症候群の所見です。
解説
正解は⑵です。21トリソミーのおよそ半数に心室中隔欠損症や心内膜床欠損症などの先天性心疾患が合併するため、まず心雑音の有無を聴いて循環の状態を確かめます。直接授乳は筋緊張の低下で時間がかかることはあっても、中止する理由にはなりません。第1排尿は生後24時間以内にあればよく、2時間での尿量は確かめません。甲高い特徴的な啼泣は、ネコ鳴き症候群の所見です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成