在胎 39 週 6 日、助産所で出生した児。出生時体重 3,800 g。母親の妊…
在胎 39 週 6 日、助産所で出生した児。出生時体重 3,800 g。母親の妊娠経過は順調であった。生後 2 時間に振戦があり、血糖値を測定したところ 35 mg/dl であったため、糖水を飲ませた。次に行う対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 経過観察する。症候性の低血糖で、経過をみる段階ではありません。
- ⑵ 次回授乳からは人工乳を補足する。補足しても、血糖が保てるとは限りません。
- ⑶ 60 分後に血糖値を測定する。待つ間に、神経への影響が進んでしまいます。
- ⑷ 直ちに搬送する。輸液による治療が必要で、助産所では行えません。
解説
正解は⑷です。振戦を伴う血糖値35mg/dLは症候性の低血糖で、糖水を飲ませただけでは足りず、輸液による治療が必要になります。助産所では対応できないため、直ちに搬送します。経過をみることや人工乳の補足では、血糖が保てるとは限りません。60分後の再検査を待つ間に神経への影響が進む危険があるため、確かめてから動くのでは遅すぎます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成