正常分娩した産褥 5 日の初産婦。産後の経過に異常はなく、母乳分泌も良好である。…
正常分娩した産褥 5 日の初産婦。産後の経過に異常はなく、母乳分泌も良好である。褥婦が「夫は単身赴任で、私 1 人で子どもを育てられるかどうか心配です」と話した。コミュニケーション技術を用いた対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「子育ては母親がするものですよ」母親に役割を、押しつけることになります。
- ⑵ 「あなたは大丈夫。自信を持ちましょう」断じるだけで、訴えを受け止めていません。
- ⑶ 「心配していると母乳の出が悪くなりますよ」かえって、不安を強めてしまう言葉です。
- ⑷ 「心配なことをもう少し詳しく教えてください」心配の中身を、具体的に語ってもらえます。
解説
正解は⑷です。心配の中身が分からないまま助言をしても的外れになるため、まずは何を心配しているのかを具体的に語ってもらうことが、コミュニケーション技術として適切です。子育ては母親がするものだという言葉は役割を押しつけることになります。大丈夫と断じることや、心配すると母乳が出なくなると伝えることは、不安を打ち消すだけで訴えを受け止めたことになりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成