A さん(26 歳、会社員)は産婦人科クリニックでクラミジア感染症と診断された。…
A さん(26 歳、会社員)は産婦人科クリニックでクラミジア感染症と診断された。助産師の説明で適切なのはどれか。
- ⑴ 「異所性妊娠の原因になります」卵管の炎症と癒着を起こし、受精卵の通過が妨げられて異所性妊娠の原因になります。
- ⑵ 「月経困難症の原因になります」月経困難症の主な原因は子宮内膜症や子宮筋腫です。クラミジア感染症とは結びつきません。
- ⑶ 「外陰部の痛みの原因になります」外陰部の強い痛みは性器ヘルペスなどで目立つ症状で、クラミジア感染症の特徴ではありません。
- ⑷ 「ワクチン接種で感染を予防できます」クラミジアにワクチンはありません。予防はコンドームの使用とパートナーの同時治療です。
解説
正解は⑴です。性器クラミジア感染症は自覚症状が乏しいまま経過し、上行して卵管炎や骨盤腹膜炎を起こします。その結果として卵管の癒着や通過障害が残り、異所性妊娠や不妊の原因になります。月経困難症の主な原因は子宮内膜症や子宮筋腫です。外陰部の痛みは性器ヘルペスや腟カンジダ症で目立つ症状です。クラミジアにはワクチンがなく、予防にはコンドームの使用とパートナーの同時治療が欠かせません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成