直接哺乳の際に、児が適切に吸着できているのはどれか。 2 つ選べ。
直接哺乳の際に、児が適切に吸着できているのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 母親は乳頭の痛みを感じる。乳頭の痛みは浅い吸着のサインです。適切に吸着できていれば痛みは生じません。
- ⑵ 児の口唇が外向きに広がっている。口が大きく開き口唇が外向きにめくれている状態は、深く吸着できている所見です。
- ⑶ 児の顎が乳房に押し込まれていない。適切な吸着では顎が乳房に密着します。顎が離れているのは浅い吸着を示します。
- ⑷ 児の頰はくぼみがなく丸みを帯びて見える。頰にくぼみがなく丸みを帯びているのは、口の中が陰圧に保たれ深く含めている所見です。
- ⑸ 母親は乳頭を強く引っぱられる感覚がない。深く含めていれば乳頭が引っぱられる感覚自体はあり、これが無いことは適切さの根拠になりません。
解説
正解は⑵と⑷です。適切に吸着できているときは、児の口が大きく開いて口唇が外向きにめくれ、頰にくぼみができずに丸みを帯びて見えます。顎は乳房に密着し、乳頭は口の奥深くまで含まれているため、母親は強く引っぱられる感覚や痛みを覚えません。乳頭の痛みや頰のくぼみは、浅く吸着しているサインです。吸着が浅いままだと乳頭の損傷や乳汁分泌の不足につながるため、早めに整えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成