子宮内胎児死亡の原因検索として行われる検査で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
子宮内胎児死亡の原因検索として行われる検査で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 羊水検査羊水検査は妊娠中に胎児の染色体を調べる検査で、胎児死亡後の原因検索には用いません。
- ⑵ 胎盤の病理検査胎盤の梗塞や感染、臍帯の異常など、胎児死亡の原因につながる所見が得られます。
- ⑶ 夫婦の染色体検査夫婦の染色体検査は習慣流産などで検討されるもので、単発の胎児死亡でまず行う検査ではありません。
- ⑷ 臍帯動脈血液ガス分析臍帯動脈血液ガス分析は出生直後の児の状態を評価する検査で、胎児死亡の原因検索には向きません。
- ⑸ 母体の抗リン脂質抗体の検査抗リン脂質抗体症候群は胎盤の血栓を通じて胎児死亡を起こすため、母体側の検査として行われます。
解説
正解は⑵と⑸です。子宮内胎児死亡では、胎盤や臍帯、卵膜を病理学的に調べることで、胎盤の梗塞や絨毛膜羊膜炎、臍帯の異常など、直接の原因につながる所見が得られます。また母体側の要因として、抗リン脂質抗体症候群は血栓を通じて胎児死亡を起こすため、抗リン脂質抗体の検査が行われます。羊水検査や臍帯動脈血液ガス分析は胎児が生存している時期に行う検査で、原因検索の方法としては適切ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成