妊婦健康診査の未受診者が搬送されて2 時間後に正常分娩で出産した。新生児のApg…
妊婦健康診査の未受診者が搬送されて2 時間後に正常分娩で出産した。新生児のApgar〈アプガー〉スコアは1 分後9 点、5 分後10 点。身長47 cm、体重2,780 gであった。在胎週数を推定するためにDubowitz 法を用いて神経学的所見の評価を行うのに適切な時期はどれか。
- ⑴ 出生30 分後出生30分後は分娩直後で筋緊張が安定せず、神経学的所見を正しく評価できません。
- ⑵ 出生2 時間後出生2時間後もまだ胎外環境への適応の途中であり、評価の時期として早すぎます。
- ⑶ 出生12 時間後出生12時間後でも分娩の影響が残ることがあり、24時間以内の評価は勧められません。
- ⑷ 出生36 時間後生後24時間を過ぎて状態が落ち着いた時期にあたり、神経学的所見を安定して評価できます。
解説
正解は⑷です。Dubowitz法は外表所見と神経学的所見を組み合わせて在胎週数を推定する方法ですが、神経学的所見は分娩の影響や胎外環境への適応の影響を受けやすく、出生直後には正しく評価できません。筋緊張や姿勢が落ち着く生後24時間以降、おおむね出生後36時間前後に評価するのが適切とされています。出生から間もない時期に評価すると、在胎週数を実際より少なく見積もるおそれがあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成