出生した児の特徴として小頭症を示す症候群はどれか。
出生した児の特徴として小頭症を示す症候群はどれか。
- ⑴ 胎児アルコール症候群妊娠中の飲酒による中枢神経の発達障害で、小頭症・特徴的な顔つき・発育の遅れを示します。
- ⑵ Down〈ダウン〉症候群ダウン症候群は21トリソミーによる疾患で、平坦な顔つきや筋緊張の低下が特徴です。小頭症を主な特徴とはしません。
- ⑶ Turner〈ターナー〉症候群ターナー症候群は性染色体の異常で、低身長や卵巣の発育不全がみられます。小頭症は特徴ではありません。
- ⑷ Marfan〈マルファン〉症候群マルファン症候群は結合組織の病気で、高身長や細長い指、大動脈の病変が特徴です。小頭症とは結びつきません。
解説
正解は⑴です。胎児アルコール症候群は、妊娠中の飲酒によってアルコールが胎盤を通過し、胎児の中枢神経の発達が妨げられて起こります。小頭症のほか、低身長・低体重、眼の裂け目が短いなどの特徴的な顔つき、知的発達の遅れや行動の問題がみられます。飲酒をやめれば防げる先天異常であるため、妊娠中や妊娠を希望する時期には飲酒しないよう伝えます。他の三つは染色体や結合組織の異常による疾患です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成