重篤な新生児黄疸による急性ビリルビン脳症の第1 期に認められる臨床症状はどれか。
重篤な新生児黄疸による急性ビリルビン脳症の第1 期に認められる臨床症状はどれか。
- ⑴ 眼振眼振は急性ビリルビン脳症の第1期の症状として挙げられていません。
- ⑵ 眼瞼下垂眼瞼下垂はこの病態の症状ではありません。
- ⑶ 後弓反張後弓反張は筋緊張が亢進する第2期にみられる症状です。
- ⑷ 胆汁性嘔吐胆汁性嘔吐は消化管の通過障害を示す所見で、この病態とは関係しません。
- ⑸ Moro〈モロー〉反射の減弱傾眠や筋緊張低下とともに現れる第1期の症状で、早期発見の手がかりになります。
解説
正解は⑸です。急性ビリルビン脳症の第1期(警告期)は生後数日以内にみられ、傾眠、筋緊張の低下、哺乳不良、そしてMoro反射の減弱といった、はっきりしない症状が中心です。この時期に気付いて交換輸血などの治療につなげられるかどうかが予後を左右します。第2期(痙攣期)になると発熱、けいれん、筋緊張の亢進や後弓反張が現れます。眼振や眼瞼下垂、胆汁性嘔吐はこの病態の症状ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成