妊婦の状態とそれに関連して生じやすい新生児への影響の組合せで正しいのはどれか。
妊婦の状態とそれに関連して生じやすい新生児への影響の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 血小板減少 ― light-for-dates 児母体の血小板減少で問題になるのは、児の血小板減少です。
- ⑵ 不規則抗体陽性 ― 多血症不規則抗体陽性では溶血性貧血が問題になります。多血症ではありません。
- ⑶ 抗てんかん薬の定期内服 ― 出血性疾患ビタミンKの代謝が進んで児へ移行する量が減り、出血性疾患を起こしやすくなります。
- ⑷ サイトメガロウイルス感染症への罹患 ― 巨大児サイトメガロウイルス感染では小頭症や発育不全が問題になります。
解説
正解は⑶です。抗てんかん薬は肝臓でビタミンKの代謝を進めるため、母体から児へ移行するビタミンKが減り、新生児のビタミンK欠乏性出血症を起こしやすくなります。予防として妊娠末期の母体へのビタミンK投与と、出生後の児への確実な投与を行います。母体の血小板減少では児の血小板減少、不規則抗体陽性では溶血性貧血、サイトメガロウイルス感染では小頭症や発育不全が問題になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成