妊娠38 週の初産婦の妊婦健康診査で、助産師外来の担当助産師が内診を行った。内診…
妊娠38 週の初産婦の妊婦健康診査で、助産師外来の担当助産師が内診を行った。内診指を腟の後壁に沿って挿入したが子宮口になかなか届かず、奥まで入れてようやく子宮口に届いた。子宮口は鼻翼のように硬く1.5 cm 開大しており、展退度は40 % であった。児頭の先進部は坐骨棘より1cm 上方に触れた。羊水の流出は認めなかった。このときのBishop〈ビショップ〉スコアはどれか。
- ⑴ 0点開大度や展退度で点が付くため、0点にはなりません。
- ⑵ 2点下降度の1点を数え落とすと、2点と誤って判定します。
- ⑶ 4点開大度・展退度・下降度で1点ずつ、合わせて4点になります。
- ⑷ 7点硬さと位置に点が付かないため、7点にはなりません。
- ⑸ 9点9点は頸管が十分に熟化した状態で、この所見とは異なります。
解説
正解は⑶です。ビショップスコアは、子宮口開大度1.5cmで1点、展退度40%で1点、児頭の下降度が坐骨棘より1cm上方のステーション−1で1点、硬さが硬いので0点、子宮口の位置が後方で0点、合わせて4点になります。9点以上は頸管が十分に熟化した状態で、点数が低いほど分娩誘発が難しくなります。点数の内訳を一つずつ確かめる習慣をつけると、数え落としを防げます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成