陣痛発来後に分娩進行が停滞した産婦に対し、陣痛促進を目的として実施した足浴の効果…
陣痛発来後に分娩進行が停滞した産婦に対し、陣痛促進を目的として実施した足浴の効果を評価するための指標で適切なのはどれか。
- ⑴ 足浴実施から分娩終了までの時間分娩の進行がどれだけ早まったかを直接表す指標です。
- ⑵ Apgar〈アプガー〉スコア児の出生時の状態を示す指標で、陣痛促進の効果は測れません。
- ⑶ 回旋異常の頻度回旋の異常は、足浴の効果とは直接関係しません。
- ⑷ 鉗子分娩の比率分娩方法の結果であり、陣痛促進の効果とは別です。
- ⑸ 分娩時出血量出血量は分娩の結果を示すもので、効果の指標ではありません。
解説
正解は⑴です。足浴の目的は陣痛を促して分娩の進行を助けることですから、実施してから分娩が終わるまでにどれだけ時間がかかったかが、効果を直接表す指標になります。アプガースコアや回旋異常の頻度、鉗子分娩の比率、出血量は分娩の結果や児の状態を示すもので、陣痛促進の効果そのものを測る指標にはなりません。評価の指標は、その援助が何を目指して行われたのかに立ち返って選ぶことが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成