産科の診療所で妊婦健康診査を受けている妊婦が妊娠中期に前置胎盤と診断された。出血…
産科の診療所で妊婦健康診査を受けている妊婦が妊娠中期に前置胎盤と診断された。出血や子宮収縮がなく妊娠が経過している場合に、高次施設への紹介のタイミングとして推奨される時期はどれか。
- ⑴ 妊娠33 週0日未満突然の大量出血に備え、この時期までの紹介が推奨されます。
- ⑵ 妊娠33 週0日以降35 週0日未満33週を過ぎると、出血が起きる危険が高まります。
- ⑶ 妊娠35 週0日以降37 週0日未満この時期では、紹介が遅すぎることになります。
- ⑷ 妊娠37 週0日以降分娩が近づいており、紹介としては遅すぎます。
解説
正解は⑴です。前置胎盤は妊娠後期に突然の大量出血を起こすことがあり、輸血や緊急手術に対応できる体制が必要です。そのため出血がなくても、妊娠33週0日より前に高次施設へ紹介することが推奨されています。診療所にとどまったまま出血が起これば搬送に時間がかかり、母児ともに危険が高まってしまいます。紹介にあたっては、出血時の連絡方法と搬送の手順も確かめておきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成