妊婦に投与された薬物と胎児への影響との組合せで正しいのはどれか。
妊婦に投与された薬物と胎児への影響との組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ アミノグリコシド系抗菌薬 ― エナメル質形成不全アミノグリコシド系では、第8脳神経障害が知られています。
- ⑵ アンギオテンシン受容体拮抗薬 ― 臍帯ヘルニア腎の発育障害と羊水過少が問題になります。
- ⑶ チアマゾール ― 肺低形成症チアマゾールでは、頭皮欠損などが知られています。
- ⑷ 非ステロイド抗炎症薬 ― 動脈管収縮プロスタグランジンの産生を抑え、動脈管を収縮させます。
解説
正解は⑷です。非ステロイド抗炎症薬はプロスタグランジンの産生を抑えるため、妊娠後期に用いると胎児の動脈管が収縮し、肺高血圧を招くおそれがあります。アミノグリコシド系は第8脳神経障害、アンギオテンシン受容体拮抗薬は腎の発育障害と羊水過少、チアマゾールは頭皮欠損や臍腸管遺残などが知られています。妊娠中の薬の影響は時期によって異なるため、週数とあわせて覚えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成