両親学級の終了後、A さん(29 歳、初妊婦)と A さんのパートナーが助産師に…
次の文を読み39〜41 の問いに答えよ。妊婦とパートナーが出産を迎える意欲を高めることを目的として、病院に勤務する助産師が両親学級を開催することとなった。計画の概要を表に示す。対 象 妊娠30 週以降の妊婦とそのパートナー6組以内時 間 80 分内 容 ①分娩経過の講義②産痛緩和法(腰部マッサージ)の体験③分娩室の見学④バースプランについての話し合い(参加者全体のグループワーク)スタッフ 助産師2名準備物 名 札分娩経過図(教材)産痛緩和法を示したパンフレット(配布用)参加者アンケート
両親学級の終了後、A さん(29 歳、初妊婦)と A さんのパートナーが助産師に話しかけてきた。A さんは現在妊娠31 週で、前回の妊婦健康診査では骨盤位であったという。A さん:「今日は分娩室を見てここで産みたいと思いました。来て良かったです」パートナー:「今日は経腟分娩の話ばかりだったけど、逆子のまま帝王切開になったらどうしよう」A さんとパートナーの言葉を聞いた後の助産師の対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 胎児外回転術を勧める。妊娠31週の時点で勧めるのは早すぎます。
- ⑵ 骨盤位の経腟分娩方法を説明する。骨盤位の経腟分娩は、現在ほとんど行われていません。
- ⑶ 帝王切開術の説明を希望するかを確認する。不安を受け止め、希望に応じて説明することができます。
- ⑷ まだ週数が早いので、帝王切開術を心配する必要はないと説明する。心配を打ち消すだけでは、不安に応えていません。
解説
正解は⑶です。パートナーは帝王切開になったらどうしようと不安を口にしており、まずその気持ちを受け止めて、説明を聞きたいかどうかを確かめることが適切です。希望があれば具体的に伝えられます。妊娠31週では自然に頭位に戻ることも多く、外回転術を勧めるのは早く、心配は要らないと打ち消すことも適切ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成