新生児が百日咳に罹患した場合、重症度を評価するために観察すべき臨床症状はどれか。
新生児が百日咳に罹患した場合、重症度を評価するために観察すべき臨床症状はどれか。
- ⑴ 嘔吐咳の後に嘔吐することはありますが、重症度の指標ではありません。
- ⑵ 咳嗽新生児では、特徴的な咳が目立たないことがあります。
- ⑶ 下痢下痢は、百日咳の主な症状ではありません。
- ⑷ 心雑音心雑音は、百日咳とは関係のない所見です。
- ⑸ 無呼吸呼吸停止や脳症に至ることがあり、最も重要な所見です。
解説
正解は⑸です。新生児の百日咳では、特徴的な咳が目立たない一方で無呼吸発作やチアノーゼが前面に出ることがあり、これが重症度を判断する最も重要な所見になります。無呼吸から呼吸停止や脳症に至ることもあり、速やかな入院治療が必要です。嘔吐や咳嗽、下痢、心雑音は重症度を判断する指標にはなりません。家族への感染対策と、きょうだいの予防接種の確認もあわせて行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成