助産師が行う「妊娠に関する電話相談事業」を開始して1か月が経過した。電話相談を担…
次の文を読み45〜47 の問いに答えよ。望まない妊娠の防止と対応を目的として、助産師6人で「妊娠に関する電話相談」事業を立ち上げた。週に2日、9時から17 時の間、電話相談を受けることになった。A さんは「妊娠に関する電話相談」に匿名で電話をかけた。「今、大学2年生。交際し始めた男性と2週前に避妊せずに性交渉をした。昨日から出血があり、下腹部痛がある。今朝、妊娠検査薬で調べたところ妊娠反応は陰性であったが、本当に妊娠していないか不安になった」と話した。
助産師が行う「妊娠に関する電話相談事業」を開始して1か月が経過した。電話相談を担当する助産師で、これまでの電話相談の各事例を評価するため話し合った。A さんの事例を評価する際に、最も重要な情報はどれか。
- ⑴ A さんと彼の交際が継続したこと交際の継続は、事業の成果を表すものではありません。
- ⑵ A さんの妊娠不安がなくなったこと不安の解消は、今回の結果にすぎません。
- ⑶ A さんが2回目の電話をかけてきたこと再度の電話は、利用の事実を示すにとどまります。
- ⑷ A さんが自分から避妊方法を知ろうとしたこと自ら行動に移したことが、目的の達成を示します。
解説
正解は⑷です。この事業の目的は望まない妊娠を防ぐことですから、相談を受けた人が自ら避妊について知ろうとする行動に移ったことが、目的の達成を示す最も重要な情報になります。交際の継続や不安の解消、2回目の電話は経過を示す事実ではありますが、事業の成果を直接表すものではありません。事業の目的に立ち返って、評価の視点を定めることが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成