解熱後1週、A ちゃんの症状は軽快し、6か月児健康診査のためかかりつけ医を受診し…
次の文を読み42〜44 の問いに答えよ。A ちゃん(生後4か月0日、男児)。在胎37 週、身長48 cm、体重2,500 g で出生した。A ちゃんは4か月児健康診査で身長60 cm、体重6,000 g であった。腹這いにすると腕で身体を支え、頭を持ち上げた。「がらがら」を両手で持ち、あやすと声を出して笑い、母親をまねてアーアーと声を出した。首を右に向けると左右の手足を屈曲させた。
解熱後1週、A ちゃんの症状は軽快し、6か月児健康診査のためかかりつけ医を受診した。身長66 cm、体重7,200 g。母親は「母乳はよく飲んでいます。夜間は2、3時間おきに授乳が必要です」と話し、母親はやや疲労した様子である。このときの栄養指導で正しいのはどれか。
- ⑴ 人工乳の追加を勧める。体重は順調であり、人工乳の追加は必要ありません。
- ⑵ 断乳の準備をするよう勧める。生後6か月で断乳を準備する段階ではありません。
- ⑶ 離乳食を開始するよう勧める。離乳を始める適切な時期で、鉄の補給にもつながります。
- ⑷ 夜間は泣いても授乳しないよう勧める。泣いても授乳しない対応は、適切ではありません。
解説
正解は⑶です。生後6か月は離乳食を始める適切な時期で、鉄が不足しやすくなることからも開始が勧められます。離乳が進めば夜間の授乳も少しずつ減っていきます。人工乳の追加は体重が順調なため不要で、断乳はまだ早く、泣いても授乳しないよう勧めることは児にも母親にも適切ではありません。母親の疲労にも目を向け、休息が取れるよう支えていきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成