胎児期に低栄養であった場合に、成人期以降にみられやすいのはどれか。
胎児期に低栄養であった場合に、成人期以降にみられやすいのはどれか。
- ⑴ アトピー性皮膚炎胎児期の低栄養との関連は示されていません。
- ⑵ 気管支喘息気管支喘息も、この学説では説明されません。
- ⑶ 2型糖尿病少ない栄養に適応した体質が、発症につながります。
- ⑷ 肝硬変肝硬変は、ウイルスや飲酒が主な原因です。
- ⑸ 膵臓癌膵臓癌との関連も示されていません。
解説
正解は⑶です。胎児期に低栄養であった子は、少ない栄養で生き延びる体質を獲得するため、生後に十分な栄養を得ると肥満やインスリン抵抗性を招き、成人期に2型糖尿病や高血圧、心血管疾患を生じやすくなります。これをDOHaD学説といいます。アトピー性皮膚炎や喘息、肝硬変、膵臓癌との関連は示されていません。妊娠中の適切な体重増加が、子どもの将来の健康にもつながります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成