34 歳の初妊婦。妊娠20 週2日、単胎である。学童期に気管支喘息と診断され、最…
34 歳の初妊婦。妊娠20 週2日、単胎である。学童期に気管支喘息と診断され、最終発作は1年前である。現在は自宅近くの病院で妊婦健康診査を受けており、妊娠経過は正常である。日常生活に問題はない。自宅から車で4時間のところにある実家に里帰りして出産することを希望している。妊婦健康診査の際に、里帰り分娩について相談を受けた助産師が勧める内容で適切なのはどれか。
- ⑴ 妊娠37 週ころに里帰りする。里帰りは、妊娠32週ころまでが望ましいとされます。
- ⑵ 実家近くの助産所で分娩する。喘息の既往があり、助産所での分娩は適しません。
- ⑶ 車で移動するときは途中で休憩をとる。長時間の移動では、血栓症を防ぐ配慮が必要です。
- ⑷ 出産希望の医療機関における分娩受け入れの可否を妊娠後期に確認する。受け入れの可否は、妊娠初期に確かめておきます。
解説
正解は⑶です。車で4時間の移動は同じ姿勢が続いて血栓症の危険が高まるため、こまめに休憩をとり体を動かすよう伝えます。里帰りは妊娠32週ころまでが望ましく、37週では遅すぎます。喘息の既往があり助産所での分娩は適さず、分娩の受け入れの可否は妊娠初期のうちに確かめておく必要があります。移動の時期と方法を、妊婦とともに具体的に計画していきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成