全身の血管の走行を図に示す。経腟分娩後の弛緩出血に対する子宮動脈塞栓術を行う場合…
全身の血管の走行を図に示す。経腟分娩後の弛緩出血に対する子宮動脈塞栓術を行う場合に、カテーテルを血管内に挿入するために穿刺する血管で適切なのはどれか。
- ⑴ A上肢の動脈からは、子宮動脈へ到達しにくくなります。
- ⑵ Bこの部位からの穿刺は行われません。
- ⑶ C大血管を直接穿刺する方法はとられません。
- ⑷ D大腿動脈であり、穿刺と止血がしやすい部位です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。子宮動脈塞栓術では、大腿の付け根にある大腿動脈を穿刺してカテーテルを入れ、腹部大動脈から内腸骨動脈を経て子宮動脈へ進めます。穿刺の部位が浅く止血しやすいことが理由です。上肢の動脈や頸部の動脈、腹部の大血管を直接穿刺する方法はとられず、図ではDが大腿動脈にあたります。子宮摘出を避けて止血できる方法であり、出血への対応の選択肢になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成