ソクマル助産師

産褥5日の退院時、A さんは「無痛分娩は産後の体が楽だと聞いていたが、疲れがとれ…

次の文を読み45〜47 の問いに答えよ。A さん(37 歳、初産婦)は、妊娠41 週3日、予定日超過のため子宮収縮薬を使用しての分娩誘発が開始された。無痛分娩を希望し、硬膜外麻酔による疼痛緩和が開始された。分娩第1期15 時間、分娩第2期5時間、分娩遷延のため会陰切開し、吸引分娩となった。児は体重3,280 g、Apgar〈アプガー〉スコアは1分後7点、5分後9点であった。出血量は550 mL、分娩第4期の経過は正常。バイタルサインは問題なく、硬膜外カテーテルを抜去し帰室した。
産褥5日の退院時、A さんは「無痛分娩は産後の体が楽だと聞いていたが、疲れがとれません。まだ授乳に慣れてないので心配です」と不安そうな表情で話した。夫の育児休業は1週間の予定であるという。助産師は訴えをしばらく傾聴した。両乳房緊満+、乳管の開口数は左右とも5、6本で射乳あり。日中の授乳は母乳のみで夜間は人工乳を補足している。退院に向けての説明で最も適切なのはどれか。

解説

正解は⑵です。Aさんは授乳に慣れていないことを心配しており、退院後も相談できる場があることを伝えることが支えになります。母乳外来を案内すれば、具体的な悩みに個別に応じてもらえます。睡眠薬の処方や母親だけの先行退院、産後ケア施設への入所は、今の訴えに対して適切な提案にはなりません。夫の育児休業の間に、生活の見通しを一緒に立てておくことも大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成

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