37 歳の初妊婦。妊娠28 週4日、妊婦健康診査で来院した。1日に数回の子宮収縮…
37 歳の初妊婦。妊娠28 週4日、妊婦健康診査で来院した。1日に数回の子宮収縮の自覚がある。既往歴および家族歴に特記すべきことはない。血圧128/78mmHg。尿蛋白(−)、尿糖+。血液検査データは、Hb 11.5 g/dL、Ht 36 %。75 gOGTT で空腹時血糖90 mg/dL、1時間値172 mg/dL、2時間値160 mg/dL であった。子宮底長25 cm。子宮口は閉鎖、子宮頸管長32 mm。児は骨盤位で胎児推定体重1,020 g。このときのアセスメントで適切なのはどれか。
- ⑴ 正常経過糖負荷試験の基準を満たしており、正常ではありません。
- ⑵ 切迫早産頸管長32mmで子宮口も閉鎖しており、該当しません。
- ⑶ 妊娠糖尿病2時間値が基準を満たし、妊娠糖尿病と診断されます。
- ⑷ 妊娠性貧血Hb11.5g/dLは、妊娠中の基準を満たしています。
- ⑸ 胎児発育不全〈FGR〉推定体重1,020gは、週数相当の範囲にあります。
解説
正解は⑶です。75gOGTTで空腹時90mg/dL、1時間値172mg/dL、2時間値160mg/dLのうち、1時間値が180mg/dL未満でも2時間値が153mg/dL以上であるため、妊娠糖尿病の基準を1つ満たします。頸管長32mmで子宮口も閉鎖しており切迫早産ではなく、Hbも推定体重も正常の範囲にあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成