A さん(35 歳、経産婦)。帝王切開術で体重2,600 g の女児を出産し、1…
A さん(35 歳、経産婦)。帝王切開術で体重2,600 g の女児を出産し、1か月健康診査で来院した。産褥経過は良好であった。2年前、帝王切開術で体重2,780 gの女児を出産した。A さんは「夫はもう1人子どもが欲しいと言っているが、私は2 人で十分だと思っている」と助産師に話した。A さんは母乳栄養を行っている。喫煙5本/日。A さんに勧められる避妊方法として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 卵管結紮術夫婦で希望が一致しておらず、勧められません。
- ⑵ コンドーム確実性に欠け、単独では不十分になります。
- ⑶ 基礎体温法産後は周期が不安定で、確実性に欠けます。
- ⑷ 低用量経口避妊薬年齢と喫煙、授乳中であり勧められません。
- ⑸ 子宮内避妊器具〈IUD〉授乳に影響せず、確実性も高い方法になります。
解説
正解は⑸です。Aさんは35歳で喫煙もあり母乳栄養中のため、低用量経口避妊薬は血栓症の危険と乳汁分泌への影響から勧められません。子宮内避妊器具は授乳に影響せず確実性も高いため最も適しています。卵管結紮術は夫婦で希望が一致しておらず、コンドームや基礎体温法は確実性に欠けます。挿入の時期や副作用についても、あらかじめ説明しておきましょう。夫婦の希望が分かれている点にも配慮し、話し合いを支えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成