40 歳の初妊婦。妊娠16 週0日に母体血を用いた非侵襲的出生前遺伝学的検査〈N…
40 歳の初妊婦。妊娠16 週0日に母体血を用いた非侵襲的出生前遺伝学的検査〈NIPT〉を受けたところ、異常が指摘された。助産師の対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 妊婦の両親に意見を聞くよう勧める。決めるのは夫婦であり、両親の意見を求める事柄ではありません。
- ⑵ 羊水検査の実施について夫婦の意思を確認する。確定的検査を受けるかどうかの意思を確かめます。
- ⑶ 染色体異常の児を持つ親の会について情報提供を行う。確定診断を経てから検討する内容になります。
- ⑷ 妊娠の継続について夫婦でよく相談して決めるよう話す。確定していない段階で、継続の相談は早すぎます。
- ⑸ 人工妊娠中絶は妊娠21 週6日まで可能であると説明する。期限を先に伝えることは、判断を急がせてしまいます。
解説
正解は⑵です。NIPTは非確定的検査であるため、異常が指摘された場合は羊水検査などの確定的検査を受けるかどうかを夫婦で決める必要があります。その意思を確認し、遺伝カウンセリングにつなぐことが助産師の役割です。妊娠の継続や親の会の情報提供は確定診断の後の段階、中絶の期限を先に伝えることも適切ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成