過敏性腸症候群の診断に必須なのはどれか。
過敏性腸症候群の診断に必須なのはどれか。
- ⑴ 下痢下痢は病型分類の指標ですが、診断に必須ではありません。
- ⑵ 腹痛排便に関連する繰り返す腹痛はRomeⅣ基準で診断に必須です。
- ⑶ 便秘便秘は病型分類の指標ですが、診断に必須ではありません。
- ⑷ 食欲不振食欲不振は診断基準に含まれません。
- ⑸ 腹部膨満腹部膨満は伴うことがありますが、診断に必須ではありません。
解説
正解は⑵です。過敏性腸症候群のRomeⅣ基準では、繰り返す腹痛が直近3か月間で平均して週1日以上あり、①排便に関連する、②排便頻度の変化に関連する、③便形状の変化に関連する、のうち2項目以上を満たすことが診断の要件です。したがって腹痛は診断に必須の症状です。下痢や便秘は便形状によって下痢型・便秘型・混合型などに分類する際の指標で、器質的疾患を除外したうえで診断します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成