区画〈コンパートメント〉症候群の原因で誤っているのはどれか。
区画〈コンパートメント〉症候群の原因で誤っているのはどれか。
- ⑴ 圧迫包帯圧迫包帯による外部からの締め付けは区画症候群の原因となります。
- ⑵ 床上安静床上安静そのものは区画内圧を上昇させず、原因にはなりません。
- ⑶ ギプス固定ギプス固定による外部からの圧迫は区画症候群の原因となります。
- ⑷ 筋肉内血腫筋肉内血腫は区画内の容積を増加させ、原因となります。
- ⑸ 長時間手術長時間手術では体位による圧迫や循環障害で区画症候群を起こすことがあります。
解説
正解は⑵です。区画(コンパートメント)症候群は、筋膜で囲まれた区画内の圧が上昇し、筋や神経の循環が障害される病態です。原因には区画内の容積を増やすもの(骨折や打撲による出血・血腫、筋肉内血腫、再灌流後の浮腫)と、区画を外から締め付けるもの(ギプスや包帯による過度の圧迫、長時間手術での体位による圧迫)があります。床上安静そのものは区画内圧を上昇させる原因にはなりません。早期診断と筋膜切開が重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成