ソクマル医師

64 歳の男性。定期受診で来院した。10 年前から高血圧症で①降圧薬を内服してい…

64 歳の男性。定期受診で来院した。10 年前から高血圧症で①降圧薬を内服している。5 年前から不眠症で②睡眠不足改善のためのカウンセリングを受けている。1 年前の退職後から、体力維持のために週に1 回の頻度で市町村による③体操教室に参加している。喫煙(20 本/日)は紙巻たばこから④加熱式たばこに変更した。飲酒は⑤機会飲酒(日本酒3 合(アルコール濃度15 %)/回)。意識は清明。身長172cm、体重63 kg。脈拍72/分、整。血圧124/74mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。下腿に浮腫は認めない。下線部のうち、この患者で一次予防に該当するのはどれか。

解説

正解は⑶です。一次予防は、健康な段階で生活習慣の改善や健康増進、予防接種などにより病気の発症そのものを防ぐことです。体力維持を目的とした体操教室への参加は健康増進活動であり、一次予防に該当します。一方、高血圧症に対する降圧薬内服は合併症の予防を目的とした治療で二次予防に、不眠症へのカウンセリングも既に発症した疾患への対応です。加熱式たばこへの変更や多量の機会飲酒は、健康リスクの観点で予防行動とはいえないと考えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成

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